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厚生労働省は26日、新型インフルエンザの輸入ワクチンのうち、英系グラクソ・スミスクライン(GSK)社製のワクチンについて、全体の32%にあたる2368万回分の契約を解約することで同社と合意したと発表した。スイス系ノバルティス社製のワクチンについては引き続き交渉中で、年度内にも結論が出る見通し。一部解約により、購入費用257億円が支出されずに済むという。違約金は発生しない。
厚労省は1126億円を使い、GSK社製7400万回分、ノバルティス社製2500万回分の計9900万回分のワクチンを年度内に輸入する契約を結んでいる。しかし、輸入が始まった今年2月には、すでに新型インフルの流行は下火となり、3月10日時点で3995回分しか出荷されていない。備蓄用としても多すぎるため、1月下旬から両社と一部の解約について交渉を進めていた。 GSK社製の残り5032万回分については再流行に備えて備蓄する。ドイツやノルウェーなどもGSKとの間で、約3割を解約することで合意している。 輸入ワクチンをめぐっては、国産ワクチンの不足が見込まれたことから、昨年10月に両社と輸入契約を締結。承認審査を簡略化した緊急輸入の手続きが取られた。 【関連記事】 ・ 新型インフル向けワクチン234万人分、今月末に期限切れ ・ インフルエンザ予防にビタミンDが効果的 魚やキノコ ・ 新型インフル 来季は季節性と同時に接種 ・ 国内製薬各社、インフルワクチンを強化 ・ ホームページの翻訳急増 新型インフルきっかけに自治体 ・ あれから、15年 地下鉄サリン事件 ・ <インサイダー取引容疑>化粧品販売会社役員に課徴金勧告(毎日新聞) ・ 【葬送】川上隆久氏(産経新聞) ・ <普天間移設>北沢防衛相、ヘリ引き受け先の県外分散を検討(毎日新聞) ・ 神奈川の男性2人不明=中央アルプス宝剣岳−長野県警(時事通信) ・ 北海道塵肺訴訟 国の時効認めず 地裁、賠償命令(産経新聞)
by 6707cirwes
| 2010-04-02 13:38
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